阿蘇俵山の野焼き
3月11日俵山野焼き今年は雨が多かったので、なかなか草が燃えなかったようです。ゴオーパチパチと、すごい炎が上がっていつもは恐いくらいなのに。今年は、待てど暮らせどチョロチョロ火でした。 野焼きは始まっていますが、炎は小さいですね。日付が違っています。設定を間違えたようです。野焼きをしたのは、間違いなく3月11日です。 消防車もあちこちに配置されています。 消防団の人が手前の牧場の道の周りを先に焼きます。火が燃え広がらないように、先に焼いておくのです。 まず、頂上の裏から先に火をつけるようです。ある程度燃やしておかないと、上昇気流で山火事を引き起こしてしまいます。 今度は下の方からも火をつけます。 赤い炎が左右から谷を登り、ドンとぶつかるのですが…美しい赤い炎がひも状に広がっていきます。 今年は、少々風があってもドンという音は出ません。でも、きれいな火色です。 炎が通ると、黒い焼け跡が広がります。 水分が地面の深くまでしみていて、なかなか静かな素晴らしい野焼きでした。 野焼きを守るたくさんの人の姿を見ました。早春の風の中は寒かったけれど、楽しかったです。これで、牧草もまもられ、草原の植物も守られるのです。ありがとうございました。観光客は、近くの道の駅から間近に見ていました。面白かったでしょうね。私は離れた牧場から見ました。
by cgwxpmasaco
| 2012-03-16 20:28